「漢方で考える体質別冷え性講座」終了しました!
2020/10/21
近頃少しずつ朝夕の冷え込みがきつくなってきていますが、例年この時期になると妊活の方にかかわらず「冷え」を訴える冷え性の方が多く相談に来られます。
妊活のためには「冷え症」の改善は切っても切れないものですが、「冷え」と言ってもただ生姜やシナモンで体を温めるだけで改善するわけではありません。
漢方(東洋医学)では「冷え」をいくつかのタイプに分類することで、それぞれの体質に応じた漢方薬を選んでいきます。
大きく分けると
①熱の量の問題
②熱の巡りの問題
という2つに分けられますが、今回のセミナーではこれをさらに6つのタイプに分類し、参加者全員に設問を説いてもらい自分自身のタイプをわかってもらいました。
【熱の量の問題】
①熱の産生不足
②熱の無駄遣い
【熱の巡りの問題】
③熱を運ぶ器の不足
④巡りに障害物が多い
⑤熱を運ぶ器自体の流れが悪い
⑥巡りを先導する気の流れが悪い
以上のように6つのタイプで今回は分類していますが、実際にはどれか1つに当てはまるというものではなく、ほとんどの方が2つもしくは3つ以上複合していることが多いのがポイントです。
自分がどのタイプに当てはまるのか知りたい方は一度薬局の方までご連絡ください。
寒い寒い冬が来る前に東洋医学の力で「冷え症」を改善しましょう!